北杜市フードバレー協議会では、農業と福祉をつなぐ「農福連携」を推進するため、令和3年2月10日に、社会福祉法人八ヶ岳名水会にて研修会を開催しました。
山梨県農福連携推進センター職員を講師に迎え、農福連携事例の紹介や基礎知識等の説明をしていただきました。
同日は、フードバレー協議会の農業関係者15名が参加し、活発な意見交換が行われました。
また、市内福祉事業所の方々にもお越しいただき、施設の紹介をしていただきました。
のはら樂団からは、実際に利用者さんにもお越しいただいて、利用者さんから、実際にしている作業内容などをご紹介いただきました。
各事業所の利用者さんの種別、作業事例、可能な作業等を紹介していただき、高齢化問題や、施設側の人手不足問題、交通機関の問題や、作業の実状など、貴重なお話を聞くことが出来ました。
その後、八ヶ岳名水会が管理している「春の陽農場」の見学も行われました。
参加した生産者の方々からは
「福祉事業所からの作業要望を聞いて、何をしてもらえるか考えていきたい」
「今後、取り組んでいきたい」
などの前向きなご意見が寄せられました。
また、嬉しいことに、勉強会参加者から、2件の生産者と福祉事業所のマッチングが成立しました。
北杜市フードバレー協議会では、今後も農業と福祉をつなぐ「農福連携」の推進に取り組んでいきます。